|
|
|
|
エビには、クルマエビのように泳ぐエビ類(遊泳類)とイセエビのように歩くエビ類(歩行類)があり、合わせて約2500種類いるそうです。
世界中からたくさんの種類のエビが輸入されていますが、普段食べるエビとしては、東南アジア産などのブラックタイガー、日本産、中国産のクルマエビのほか、中国産の大正エビ、ノルウェー産アマエビなどがあります。 |
|
|
■ウシエビ(ブラックタイガー) |
|
・ |
体長は約25cmで体色は紫黒色。標準和名はウシエビであるが、輸入されたものはブラックタイガーと呼ばれ、今や我が国のエビとしてはもっとも大量に消費されています。 |
・ |
インド〜東南アジア周辺の温帯から熱帯に分布します。 |
|
|
■クルマエビ |
|
・ |
体長は約25cm。体の模様が車輪のスポークのように見えることからクルマエビという名がついたといわれています。 |
・ |
魚のスズキやブリのように成長するにつれて呼び名が変わる【出世エビ】です。『小巻→中巻→車海老→大車』 |
・ |
太平洋西部〜インド洋のに分布します。 |
|
|
■イセエビ |
|
・ |
体長は35cmに達する。伊勢湾で多く獲れたため、「伊勢エビ」といわれるようなった説もあるが、生命力が強く「威勢」が良いことから「威勢えび」が転じたとの説もあります。 |
・ |
九州〜房総半島までの日本近海に広く分布します。 |
|
|
|
|
|
エビの栄養成分 |
・ |
エビは、穀類に不足する必須アミノ酸を多く含んでいます。エビ、には遊離アミノ酸の一種である「タウリン」が含まれ、これは血中コレステロールの量を抑制する作用があります。また、味覚障害を予防する亜鉛や銅などの微量元素も多く、殻や尾には骨を強化するカルシウム、便秘や冷え性に効果のあるキチン質が多量に含まれるので、できれば尾まで食べるとよいでしょう。 |
|
|
食品名 |
エネルギー |
水分 |
たんぱく質 |
脂質 |
炭水化物 |
灰分 |
カルシウム |
亜鉛 |
(kcal) |
(g) |
(g) |
(g) |
(g) |
(g) |
(mg) |
(mg) |
スルメイカ/水煮
(100g当たり) |
82 |
79.9 |
18.4 |
0.3 |
0.3 |
1.1 |
67 |
1.4 |
|
|
五訂 日本食品標準成分表より |
|
|
|
|